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支援例

支援例①

お母さんと離れられない…

お母さんと子ども

6歳の男の子。初めての場所や人に強い警戒心を持っているお子様で、常にお母さんが近くにいないとパニックにおこしていました。保育園の送りの時には、毎度泣いてしまい、お母さんと離れるのが難しく困っていると相談を受け、療育を始めました。
KIDSBASEさんかくでは、無理にお母さんと離すことで強い不安が出てきてしまうと考え、少しずつお母さんと離れられる方向で支援を開始しました。その結果、2か月程度でお母さんと離れることが出来るようになりました。
どのような点に気を付けて支援をしたかをまとめました。

①見通しを立たせ、安心感を与える

来所する前日までにKIDSBASEさんかくの外観や指導員の顔写真をお子様にみせ、心の準備をさせておく。

②徐々に距離を離す

母親と離れても大丈夫という安心感を与えるために、母親と同席させながら療育を行いました。同席させながらも母親との距離を10メートルずつ離していきました。

③自己決定させる

母親と離れることになれてきたため、タイマーをセットし、その間は母親と離れる練習を行いました。時間は本人に決めさせ、時間になったら必ず母親を呼びにいく約束をしました。

現在は母親と完全に分離することができ、保育園でも母親との分離がスムーズになりました。

支援例②

他者とうまく関われない

子ども

5歳の男の子。自己ルールで主導権がないと遊べないという特性がありました。KIDSBASEさんかくでは、指導員数名と小集団のロールプレイを中心に療育を進めました。その中で色々なことを学んでいきました。最初は思いが通らないと強い怒りを表していましたが、徐々に我慢することや他者に譲ることを覚えて、協調性が育ってきました。
今では、2、3歳児のお兄さん株です。

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